私のロリータ衣装道楽
フリフリ&ヒラヒラの密かな愉しみ♪
過去ログにて幾度かに渡って告白しておりますが、私はロリータ・ファッションに魅せられております。三十代半ばの年齢にして…(落涙一粒)。ですが、如何か変態扱いなぞなさらないで、先ずは次の一節をお読みくださいませ。
| スカートがフリル付きで四段になり、袖は大きく先が拡がった姫袖(その袖の先には大きくレースがあしらわれ)、胸のセンター部分には薔薇模様のレースが縫い込まれた、フリル部分の白と本体自体の赤色の組み合わせがゴージャスながらもスペシャルにキュートな印象を与える、なくてもこれで充分可愛いというのにこれでもかと、取り外し可能なレースのケープがオマケに付けられたエリザベスワンピースという名を持つワンピースを着て、薔薇のケミカルレースがアクセントとしてつけられたブルトンタイプのフェルトの赤いミニハットを姫カット&縦ロールにしたヘアスタイルの頭上にちょこんと乗せて、白いやっぱりフリル満載のオーバーニーソックスを穿き、全身を大好きなBABY, THE STARS SHINE BRIGHTで固め、靴だけはロリータの憧れ、無理して買った黒いVivienne Westwood のロッキンホースバレリーナ(これならどんなロリ服にも併せられる)で決めて… |
以上は嶽本野ばら様の『下妻物語』から抜粋させて頂きました、主人公・桃子嬢が御自身様の出で立ちを描写されましたもの。高校生でいらっしゃる桃子嬢は登校時以外はいつ何時も、BABY, THE STARS SHINE BRIGHTのお洋服を身に纏われておられるバリバリのロリータ娘。そして正しくこの桃子嬢こそが、私をロリ服の世界へと導いてくださったお方様なのです。私が初めて桃子嬢と出逢いましたのは大方の類に漏れず、映画『下妻物語』を拝見致しました際でした。それまでは桃子嬢の存在も、桃子嬢をこの世に誕生させてくださいました嶽本野ばら様の存在も、そしてロリータ・ファッションなります服飾ジャンルの存在ですら、オバさんに片足突っ込んでおりました流行に疎い私は、恥ずかしながら一切存じ上げていなかったのです。
そもそも映画版『下妻物語』を観ようと思いましたのも何処ぞの新聞の記事で、この作品が海外の映画祭に出品されましたところ、是非とも配給したいとのオファーが諸外国のバイヤー様方から殺到されました旨を知りましたからで。アマチュアに毛が生えられた程度の日本の若手映画作家様方の作品が、海外映画祭への参加権をゲットします為のお手伝いを、バイトでしておりました経験がございます、私。は、オファー殺到なります事態が如何なる快挙でありますかを充分に把握しておりました。映画祭とは…開催されます地元の皆様にフィルム・アートに親しんで頂こう!という主旨も無くはございませんが、実際はおアシが稼げますような作品を探しにいらしておられます、バイヤー様方が主役のイベントなのでしてよ。御存知でして?
世界各国のバイヤー様方を魅了された、『下妻物語』…以上のような背景もありまして、私が鑑賞意欲をそそられません訳がございません。わざわざ映画館で観ようとしましたものの、お車で赴きましたことが仇となって、渋滞に巻き込まれましては最終上映を逃してしまいましたが。故に、結局はレンタルで借りましての鑑賞となってしまいましたが。それでも『下妻物語』は…
超超超超超超超超超超!面白かったのでした♪
昨今の日本映画であんなにも大笑いしてしまって、登場人物様方に愛情を抱かずにおられませんでしたことは、私にしてみませば実に珍しい現象でありました。『下妻物語』は前述の桃子嬢と、茨城県の現役ヤンキー娘様でいらっしゃいますイチゴ嬢の友情を描かれました物語。取り立てて大事件なぞ起こりようもございません、実にシンプルな筋書きの作品です。が、全く異なった価値観&ファッション・センスをお持ちの桃子嬢&イチゴ嬢の遣り取りは、唯それだけで微笑ましくも可笑しくて大爆笑ものなのでしてよ。御覧になっていらっしゃらない皆様は、是非とも!是非とも、『下妻物語』を観て差し上げてくださいな。決して!後悔は!させませんっ!
さて、映画を観ましてから直ぐさま原作本を入手しました、私。は、申し上げますまでも無く、元祖『下妻物語』の世界を寝る間も惜しんで堪能しまくり。原作もまた…
超超超超超超超超超超!面白かったのでした♪
のですもの。余りにも面白過ぎて、感想文なぞ書きます気さえも起こりませんでした。ので、今日まで書かずにおりました。し、本日も書こうとは思いません。ですが物語そのものだけに止まらず、小説『下妻物語』には映画にはございませんでした、官能的な美しさが添えられてございました。
| へちま襟に丸い胸当ての付いた薔薇と王冠レースが満載の生成りのブラウスの上に、瀟洒な花柄のオーバーレースが使われた、スカート部分はプリーツ、そして後ろは三段フリルになっていて、腰の部分が大きなリボンで調節出来るピンクのジャンパースカートを着て、下に白い長めのパニエを仕込みました。ピンクのジャンパースカートの裾からそれを膨らませる為のパニエの裾をちょこっと見せるという、パニエ愛好上級者の技を使ってみたのです。ハイソックスは白い、上に付いたフリルをリボンで調節するタイプのものを選び、頭には籐素材の白いリボンが付けられたヘッドドレスを付けました。 |
このような桃子嬢のロリ服の描写を読みます度に私の脳細胞は活性化して、恐らくは実物よりも数段麗しき夢のような豪華絢爛たらん装束を、巧みに想い描いては悦に入ってしまうのです。ちび黒サンボで虎が最後に化してしまわれた架空のバターが、この世の如何なるグルメよりも実に美味に思えてしまいますのと同じような効果でしょう。映画では直接眼にしておりました桃子嬢の衣装の数々が、原作に於いては想像力という名のスプリンクルを散らされますことで、野ばら様の詳細なイラストレーションを一層見事に飾り立てながら脳内に浮かんで来るのです。ギャル服やOL嬢のツーピースなぞでは、こうは参りますまい。此れは、可能な限り現実世界の生活感を排除せんが目的で生み出されます、ロリータ・ファッションならではの快楽なのです。空想上にしか有り得ませんような姿形を具現化しましたロリ服は、文字によって再び架空の存在に還元されましても、その美しさは…
失われますどころか、倍増されますのよ♪
私は『下妻物語』に於けます桃子嬢のお洋服の、恐れ多くも虜となってしまいました。幾度となくその描写の箇所を読み返しましては、私の生活空間にはかつて存在が許されずにおりました、フリフリ&ヒラヒラの厳かとも申しますべき目眩く耽美に酔い痴れておりました。斯様にしておりますうちに、やがて私はそれらのお洋服を再び眼にしたい欲求を抑え切れずに、『下妻物語』のDVDと深田恭子嬢のロリ服写真集を購入してしまいました。如かしてロリ服への飢えはそれでも満たされず、私は実在のブランドでありますBABY, THE STARS SHINE BRIGHTのホームページに、遂にアクセスをしてしまったのです。嗚呼、そのサイトはまるで…
夢のようなロリータ・ワンダーランド♪
でございました。もしも『下妻物語』の桃子嬢が好きになれなくて、故にもしも野ばら様の原作本を手にすることが無かったとしませば、或いはBABY, THE STARS SHINE BRIGHTのお洋服の写真を見ながら、‘オェ~ッ!一体どんな馬鹿が着るんだ、こんなチャラチャラした服!’と、私は嫌悪感と吐き気しかもよおさなかったかも知れません。けれども私の脳味噌は、予め野ばら様の十八番とも申しますべき、ロリ服描写の洗礼を受けてしまっていたのです。従って私がBABY, THE STARS SHINE BRIGHTのお洋服を欲しくなりますのも、自然の成り行きと申せましょう?お洋服にお金を掛けますことなど愚行と決め付けて、ユニクロ一辺倒でそれまでの数年間を生きて参りました私でしたのに…
欲しい~~~~~~~~~~っ!
女の凄まじき購買意欲は、ちゃっかり心の奥底に潜んでいましたのね。なのに、BABY, THE STARS SHINE BRIGHTのお洋服ったら…
高い~~~~~~~~~~~っ!
当然です。だって、贅沢の限りを尽くしましてこそのロリータ・ファッションですもの。実用面では何ら意味がございません、レースですとか刺繍ですとかリボンですとかに、此れでもか!と申しましょうほどに、拘りまくられた作りのお洋服。が、例えお小遣いの少ないヤングをターゲットにしていましても、そうそうお安いはずなど無かったのです。私は暫し悲嘆に暮れましたが、直ぐに奥の手を使いますことに致しました。その奥の手とは…
ネ~ット・オ~クショ~ン!
神様、仏様、孫正義様!嗚呼、Yahoo!オークションを有難う!こうして私は念願のロリ服(中古)を、市価の半額以下のお値段で落札しましては、着飾って出歩きますようになりました…その回数は極めて少ないのですが。それでも、シ・ア・ワ・セ♪って、何だ~っけ?何だ~っけ♪姫袖フリルが着られるうちさっ♪しかも、幸いなことに…
ロリ服にはサイズが無いのでした!
スカートは主に後ろ半分がゴム仕様になっており、ワンピースやジャンパー・スカートに至っては、胸や腰回りを伸縮性のありますシャーリングを施してありますものが殆どで。有難いことに育ち盛りの百貫デブな御嬢様でも、私のような中年太り初期段階の0.1貫デブなオバ様でも、問題無く着こなせますような作りになっているのでしてよ。おほほほほほ!天は我を見捨てられなかったのですわ!
着ます者を選ばず、着ます者が選びますお洋服♪
それが、ロリータ!ええ!似合いますか如何かなんて、関係がございませんのよ!人様に見せます為に着るのではございませんもの。幼き頃にスカートを穿いてはクルクル廻って、裾が向日葵のように大きく広がりますのを愉しみますような…ロリ服はそんな心地で召しますくらいが宜しいかと存じます。
けれども私は先日、『ロリータ衣装道楽』なります御本を買ってしまいました。この御本は、‘日本独自のファッション文化<ロリータ>服のルールとコーディネートを完全収録…’などと、強気で豪語しておられます。なるほど紐解いて見ませば、ロリ服の類分けからパーツの名称まで事細かに記されていて。ロリ服着用の際に相応しいヘア・スタイルまで紹介されていて。けれども、此れって‘ルール’なの?日本独自のファッション文化でしたら、それこそ召します日本全国の婦女子様方が、お好きなようにコーディネートされても宜しいんじゃなくって?だって、ロリータ・ファッションはそれ相応の度胸がございませんと、現代社会に於いては購入しますことも着用しますことも、そうそう出来ませんものでしてよ。故にロリ服を敢えて好んで身に纏われます御嬢様方は、彼女達それぞれの夢&誇り&想い入れ&ポリシーをお持ちのはず。‘ルール’なぞに捉われますくらいなら、初めからこの時代には似つかわしく無い、或る種の掟破りとも申せましょうロリ服なぞ、身に付けて街中を闊歩なぞ致しますまい…
道楽に‘ルール’なんてありませんのよ♪
とは言いながら、『ロリータ衣装道楽』を写真集のように眺めては、ロリータの世界を満喫しております、私。着ます機会が少なくとも、オークションで落札しました他人様の着古しのロリ服を手にしては、少女のようにはしゃいでしまいます、私。は、何とか見苦しくない年齢までは、末永くロリ服を着続けますわよ。そして召しますには余りにも醜悪な己と化してしまいましても、クローゼットの奥に丁寧に仕舞いましたロリ服を日々愛でながら、一生の宝物として何方様にもお譲り致しませんわよ♪
追伸:ちなみに私は二つだけロリ服着用にあたって、ポリシーのようなものがございます。ロリータ・ソックスの代わりにレースのストッキングを穿きますことと、ロリータ・シューズの代りに紐結びのショート・ブーツを履きますこと。私にとってのロリ服は、懐古趣味の一端でもございますもので。ヴィクトリア調時代ではブーツが当り前な女性の履物でしたはず。此ればかりは譲れません。ソックスの代りにストッキングと申しますのは、単に大根脚が少しでも細く見えますように願ってのことですけど♪
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◎今回のログに関連で御紹介したいサイト&ログ:
・「どどどどどうする?本日、着て行くお洋服のこと…」
・「昨日の夜は…旦那とO原氏と××××服の私♪」
・NOVARA BOX;嶽本野ばら様公式サイト
・映画『下妻物語』公式サイト
・BABY, THE STARS SHINE BRIGHT公式サイト
・† Style GOTHIQUE †様の:
「ゴスロリバイブルvol.16&マニアックスvol.4」
・[ろ]ロリィタと洋服だゾ☆様の:「ロリータ衣装道楽」
・マリみた様の:「下妻物語」
・ちょまのぐーたら日記。様の:「ご本。」
・♪三つ編みおさげにベレー帽♪様の:「カリスマとして、人として」
・Cinema Review様の:「下妻物語」
・Caramelty-Minority様の:
「いつまでも大好きなお洋服に囲まれていたいの」
・☆まりぃのロリィタお部屋☆様の:「BABYジャンパースカートvv」
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フリフリ&ヒラヒラの密かな愉しみ♪:
» 下妻物語 [Cinema Review]
下妻物語 ・・・・・ 公式HP
(監督:中島哲也)
☆☆☆☆☆
・カテゴリー:
コメディ>青春>原作もの
・上映時間:102 分
・制作:日本(2004・5・29)
・ストーリー:
茨城県下妻。物語は竜ヶ崎桃子が八百屋の軽トラックに跳ねられるところから始まる... [Continua a leggere]
Registrato in data mag 16, 2005 a 10:57
Commenti
初めましてm(__)mお返事遅くなってすみませんトラックバックの意味もまだよく分からない状態でして、今日までトラックバックしてくださったことに気づきませんでしたm(__)m私も下妻物語を見て凄くロリータの世界に惹かれましたvv深キョン可愛いですよね(><)小倉優子ちゃんも好きです。今本屋さんで売ってる、ゆうこりんがロリータ服に身を包んだ表紙の本があるのですが、手を伸ばして買ってしましそうな自分がいます(^^;)又更新頑張っていきたいので又遊びに来てくださいね(#^.^#)
Scritto da: ほのか | mag 16, 2005 a 00:46
TBありがとうございました♪
大変面白い記事を堪能いたしました。
さらに紹介ログに加えていただいたこと、
心より感謝いたします!
岡枝佳葉さんの記事を読んで思い出したのは
中学生時代の学ランと友人のことです。
みんな不良風をめざしてダボダボのズボンや長ランを着ていましたが、似合う人いなかったなぁ~って(笑)
さらに途中から短ランが流行りましたが、これこそ不良殺しの一品で、モデルクラスのスタイルを持ち合わせていないと笑い者になってしまいます!私は怖くて着れませんでした(笑)でもみんな一所懸命着ていた懐かしい思い出を覚えています。
友人の方は今や3児の母親になっていますが、学生の頃からピンク基調のフリ☆フリ☆フリル♪のお洋服しか着ていませんでした(笑)当時から似合ってはいましたが、未だに<許容量の大きい旦那(こちらも友人)>に支えられ、彼女のスタンスは崩していません。でも未だに似合ってるんですよね~。
学ランの時のように私は似合いそうもない服は着ないようにしてきましたが、彼女を見ていると洋服が彼女を形成しているような気がしています。
それをなぜか思い出しました・・・
長いコメント、ゴメンナサイでした!
Scritto da: Ixion | mag 16, 2005 a 11:31
御訪問&コメント、有難うございます。ロリの世界に惹かれているお仲間を探しましては、幾人様か発見出来まして、大変嬉しく思っております。TBは解り難いですよねぇ…私も最初は何かと戸惑いましたが、同じ趣味を持ちますお仲間様と出会えます手っ取り早い手段として活用しております。ほのか様もロリ・ワールドについてまた何か書かれましたら、是非とも当方宛てにTBしてくださいね!また遊びに行きます♪では、また!
Scritto da: 岡枝 to ほのか様 | mag 19, 2005 a 05:50
御訪問&コメントを有難うございます!
‘みんな不良風をめざしてダボダボのズボンや長ランを着ていましたが、似合う人いなかったなぁ~って(笑)’
↑私は女子校でしたが、同じノリでセーラー服の襟を詰めて、スカートを伸ばしていた生徒達がおりました。彼女達はカッコイイと思っていたようですが、セーラー服の本来の形式美を破壊しては、はっきり言ってダサイだけと思っていましたわ。でも…ファッションって自己満足の世界ですもの。今では彼女達を可愛らしくさえ思えてしまいます♪
‘友人の方は今や3児の母親になっていますが、学生の頃からピンク基調のフリ☆フリ☆フリル♪のお洋服しか着ていませんでした(笑)当時から似合ってはいましたが、未だに<許容量の大きい旦那(こちらも友人)>に支えられ、彼女のスタンスは崩していません。でも未だに似合ってるんですよね~。’
↑まったくもって羨ましい限りです!私なんかお子様の一人も産んでおりませんのに…少々中年太り気味だもんで。人様に如何思われようと構わないのですが、せめて自分自身で‘似合ってる!’と実感したいものです。
‘学ランの時のように私は似合いそうもない服は着ないようにしてきましたが、彼女を見ていると洋服が彼女を形成しているような気がしています。’
↑私もかつては似合う似合わないに捉われて、無難な服装ばかりしていました。けどぉ…『下妻物語』のお蔭様々で、迷うくらいなら着てしまえ!って度胸が芽生えてしまいましたの。
Ixion様も是非とも純粋にお好きなお洋服にチャレンジしてくださいませ!例え似合わずともです。堂々と着こなせば、きっと気分爽快!かと存じますもので♪では、また!そちら様にも遊びに行かせて頂きますね。今後ともどうぞ宜しくですぅ~♪
Scritto da: 岡枝 to Ixion様 | mag 19, 2005 a 06:10